網戸張替えで選べる網の種類と特徴

網戸張替えで選べる網の種類と特徴
網戸張替えの際に、網の種類が多くてどれを選べばいいのか迷う場合があります。
それぞれ見た目や機能などに違いがあるため、使用環境に適したものを選択しましょう。
網の目の細かさは5種類ほど存在し、風通しと虫の侵入防止に関係します。
目が細かいほど風通しが良くコストパフォーマンスに優れますが、コバエなどの小さい虫が侵入する可能性があります。
色は黒・白・グレーで、黒に近いほど外の景色が良く見えますが、外から室内の様子も見えてしまいます。
視線が気になる場所は白に近い色を選んだり、景色を楽しみたい部屋では黒を選ぶなどしましょう。
網戸張替えの時は素材選びも大切で、耐久性や価格、張替えの簡単さなどが違います。
ポリプロピレンは最も一般的な素材で、カッターで切ることも可能なためDIYには最適です。
安価ですが耐久性は低いため、5年から10年程度で交換する必要があります。
線が太くネットが厚いポリエステルは、強度に優れ衝撃にも強いのが特徴です。
爪でひっかいても破れないので、犬や猫のいるお家におすすめです。
ポリエステルより強い素材としては、非常に丈夫で汚れも付きにくいステンレスなどがあります。
網戸張替えではメッシュの数値に注目しよう
網戸張替えを行う時には、目的や場所に合った種類の網を選ぶ必要があります。
性能を決めるのは耐久性やDIYのやりやすさにつながる素材、住宅内や外からの景色の見え方に関わるカラー、虫の侵入や風通しに関わるメッシュが存在します。
網戸のメッシュとは、1インチ内に存在する網目の数をあらわす単位です。
つまり数値が大きくなるほど目が細かくなっていき、一般的には18から40までの5タイプが販売されています。
虫の大きさは様々ですが、水回りなどで見かけることが多いコバエは1ミリから2ミリ程度なので、24以上ならば侵入を防ぐことが可能です。
網目は細かいほど虫やホコリなどが入り込むのを防いでくれますが、風通しは悪くなります。
また値段も高くなる傾向にあるので、用途や予算を考えて選ぶ必要があります。
網戸張替えの際、網目の細かさで張替えが難しくなることはありません。
切りやすさは素材によって変わりますので、用途に合った網を選んで問題ありません。